巨匠ハイティンクの薫陶を受けたプラバーヴァが初登場!
オーケストラの定期演奏会において、ソリストが登場する曲、いわゆる「協奏曲」が選曲されていない公演は、オーケストラの真の実力が問われる真剣勝負のプログラムとなっていることが多い。本公演のようにワーグナーの有名曲でありながら、重厚で勇壮なマイスタージンガーの前奏曲、個々のプレーヤーの実力とオーケストラとしてアンサンブルの実力のバランスの良さが、演奏の質に直結をする難曲の管弦楽のための協奏曲。そして、2022年10月7日に89歳で亡くなった一柳慧氏の交響曲第3番が並ぶ公演はオーケストラの実力に加え、指揮者の実力がものをいう。その重要な公演に登場するのは、巨匠ベルナルト・ハイティンクの薫陶を受けたプラバーヴァ。ヨーロッパを拠点に活躍を続けているが、出身はインドネシアであり、アジア人としての感性が神奈川フィルと良き化学反応を起こすことが期待される。
出演
アドリアン・プラバーヴァ(指揮)
曲目
ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 – 第1幕への前奏曲
一柳 慧:交響曲第3番「交信」
バルトーク:管弦楽のための協奏曲Sz.116
横浜みなとみらいホール 大ホール
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https://www.kanaphil.or.jp/concert/2497/